2015年度 生有日記
5月25-26日 第9回エピジェネティクス研究会
2015年5月25〜26日の2日間、『第9回日本エピジェネティクス研究会』に参加してきました。今年の年会長は遺伝研の角谷徹仁先生で、会場は東京の一橋講堂でした。 話はその前日の24日、村上先生と高畑先生に美味しい牡蠣のお店に連れて行って頂き、2軒目への道中でばったり名市大の中山潤一先生と遭遇し(見つけてしまってすみません)、一緒に飲みに行く事になったのでした。
25日、無事生牡蠣にも当たらず、学会トップバッターは村上先生でした(何かの陰謀か)。馴染みの薄い分裂酵母のJmjCタンパク質Epe1のお話でしたが、フレッシュな頭で聴いて頂けた分、反響もあったように感じました。 齋藤都暁先生(慶応大)のPiwiタンパク質の新たなレトロトランスポゾンのサイレンシング機構の研究や、木村宏先生(東工大)の温度ストレスに急速に応答するヒストン修飾の話題、杉本慶子先生(理研)の植物の全能性(Totipotency)を司る遺伝子群の研究など、分野は多岐に渡りながらもエピジェネティクスの核心に迫る内容でした。ショートトークに選定された足立風水也さん(早大)の発表はOverlapping dinucleosomeのインパクトもさることながら、まだ修士の学生だったことに感心しました。
写真はお昼に神保町付近を散策してきたときのものです(ランチョンセミナーは弁当が完売したので参加できませんでした)。
26日、小林武彦先生(東大)の寿命制御の研究から始まりましたが、これが非常に面白くて、寿命を司る遺伝子がrDNAのコピー数の安定性とリンクしているという内容でした。そして小林先生のプレゼン力には圧倒されっぱなしでした。工藤洋先生(京大)の野外エピジェネティクスのお話では、季節で同調する開花のメカニズムを野生植物を用いて研究しており、野外でクロスリンクをかけるなど、まさに“in natura”“を体現されていました。 年会の最後は2016年年会長の仲野徹先生(阪大)のご講演で、PGC7(Stella)発見の経緯やpiRNA産生におけるMiwi, Miliの研究のお話をされていました。第10回の会場は千里中央のライフサイエンスセンターなので、また行けるようにデータを増やします。ちなみに再来年は理研の眞貝洋一先生が年会長です。帰ってきて思ったのは5月、6月の北海道は湿度が低く、涼しくていいですね(夜は冷えますが)。機会がありましたらぜひ一度、足をお運びください。
(反田) |
6月18-19日 大滝研修
2015年6月18~19日の2日間、今年で4回目の2年生の工場見学・大滝研修に行ってきました。大滝セミナーハウスへ向かうバス内での伝言ゲーム、ビンゴで大いに盛り上がったあと、セミナーハウスの体育館でのドッジボール、尻尾とりをしましたが、若さあふれる二年生のパワーを感じました。
夕食後の研修会では各スタッフの方々が最先端の研究を紹介され、移動やレクリエーションの後でしたがみんな熱心に聞いていました。 研修会終了後、茶話会の時間となり、お酒も入ったことで(未成年はソフトドリンク(笑))大いに活気あふれる会となりました。
(石崎) |
6月25-26日 野球大会
6月25日~26日にかけて、化学科イベントである野球大会が開催されました。 実はこの週、pombe meetingという学会が開かれてもいて大会に出られない先輩方が多く、生有はあわや大会不参加、となるところだったのですが、メンバーがちょうど9人集まりなんとか試合に臨む形となりました。
第一試合は有機金属化学研究室との対決でした。朝早く肌寒い天気の中奮闘しましたが、結果は2-5で敗北。敗者交流戦である裏トーナメント戦に参加することとなりました。
第二試合は集合機能化学(北キャンパス、触媒化学研究センター)との対決でした。0-4からのハンディキャップを抱えた状態でスタートしましたが、1回表から3回表まで点を重ね続け、なんと9点もの高得点をたたき出しました。最後に2点取られてはしまったものの、結果は9-6で勝利し、翌日にも試合がある!と言って皆さんわたわたされていました(これまでどういう状態だったのかがよくわかる反応でした)。 画像は今年ピッチャーを務めた田中君に対する梶谷さんのインタビュー時のもの。
翌日行われた第三試合には学会から戻られた反田さんにも参加していただき、前日とはうって変わって炎天下となったコンディションの中、生体分子デバイス(北キャンパス、電子科学研究所)と対決しましたが、残念ながら6-12で負けてしまいました。 なお、2日目の大会終了後には恒例のジンパが開かれ、生有は我先にと準備をすすめて美味しいバーベキューパーティーとなりました。他研究室の先生方や先輩方・同期、2・3年生とも交流し、楽しい時間を過ごすことができました。
(大沼) |
6月21-25日 Pombe 2015: 8th International Fission Yeast Meeting in Kobe
6月21日-25日に生田神社(神戸)で開催されたPombe meetingに行ってきました。この学会は名前の通りPombe(分裂酵母)に関する学会で、当然発表はPombeに関することのみというマニアックな学会です。国際学会なので、世界中からPombe研究者が集まり非常に中身の濃い議論が行われました。自分も非常にいい勉強になりました。機会があれば、また参加してみたいと思います。 生田神社 学会会場
尼崎のT氏の家の近くの川にいた鳥
(鈴木) |
9月10-12日 Beyond the Chromatin Club (BCC)9月10日から12日に東京の八王子セミナーハウスで行われたBCCに参加してきました。初日の10日に札幌を出発。新千歳から飛行機で成田へ。さらにそこから八王子へ。着いたのは13時半過ぎ、それだけでもみんな少しくたくた...。 外での発表が初めてなのでとても緊張しました。ただ発表から学べることは多く、また他の学校の同い年の学生の発表を聞くことで刺激にもなり、非常に有意義な会になりました。 写真は初日の夜のBBQと発表しているときの様子です。
(佐藤)
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1月21日 新年会 & 3年生歓迎会1月21日 2016年の新年会を行いました。
今回のもう一つの目的が3年生の歓迎会です。今年は4名が生有に加わりました。 初めてゼミに参加してから2週間が経ち、すでに練習実験を行っていますが、改めて自己紹介をしてもらいました。指導しているM1によると、練習実験はとても順調に進んでいるようです。4月から始まる本格的な研究生活にも期待できそうです。
1次会はWall Bar Diningで、2次会はchinese terrace 好吃 haochiで行いました。上は1次会の、下は2次会の写真です。3年生は2次会まで全員参加ということで、その点も期待できそうです。
(佐藤) |
2月16日 ~ 19日 業績発表 & 打ち上げ
2月16日から2月19日まで業績発表会がありました。今年はB4の5人とM2の3人が発表を行いました。岡田さんは柄にもなく緊張していましたが、みなさん無事に発表を終え、スタッフ陣もとりあえずはホッと一息といったところでしょうか(笑) B4+村上先生 尊敬するM2のみなさま 発表会のあとで行われた打ち上げでは、みなさんいつも以上に羽目を外していました。個人的には高橋先生の肩を抱くことができたことと、浜田さんとツーショット写真を撮れたことが非常にうれしかったです。浜田さんとのツーショット写真は、浜田さんからの許可が下りなかったため、載せることはできません。部屋には飾りますけど。 高橋先生with 齊藤くん 反田さんwith 山口さん まあ、なにはともあれ、みなさんお疲れ様でした!来年の発表者の1人である山口さんは、「ハァ?業績?そんなもんチョロいね。会場を爆笑の嵐にしてやんよ!」と豪語していたので、非常に期待したいですね。
P.S. 倉賀野さんもいつも以上にはっちゃけてました。 Perfect Humanな倉賀野さん
(齊藤 悠悟) |
3月3日 追いコンM2の浜田さん、岡田さん、内山さん、B4の斎藤くんが生物有機化学研究室を卒業するということで、別れを惜しみつつ、卒業生と過ごす最後の時間を存分に楽しみました。
一次会は狸小路にある入口のわかりにくいカレー屋さんでした。各テーブルすごい盛り上がってましたね。僕も斎藤君と普段しないような真面目な話をたくさんすることが出来てとても楽しかったです。後半には卒業生のありがたいお言葉タイムと、スタジオよーたTシャツの贈呈式がありました。みなさんの感動的なスピーチはもう一生忘れられません。生有メンバーの思い思いの言葉が寄せ書きされたあのTシャツ、もちろん毎日着てくれているんだろうなぁ笑。
二次会はおしゃれで少し怪しげなバーを貸し切って行いました(佐藤Mくんはここの従業員でした)。とっても楽しかったです。楽しすぎて記憶があまりありませんが、ただただ楽しかったです。最後にはみんなでダーツをしました。ぐだぐだな感じがまた生有っぽかったと思います。
こんな感じで楽しい追いコンでした。お店のチョイスも抜群でしたね、幹事ありがとう!卒業されたみなさんはお仕事大変だと思いますが、生有で過ごした日々を思い出しながら頑張ってください!たまにはお土産を持って研究室に帰ってきてくださいね!
(渡邊)
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