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カルボキシル基による発光性白金(II)錯体の集積制御

2015年08月26日

 

2015EbinaIC

 

集積状態の制御を目的に、水素結合能・配位結合能を有するカルボキシル基を導入した強発光性の白金(II)錯体の合成を行いました。無置換体では単核由来の発光を示すのに対し、カルボン酸体では固体・溶液状態でも集積由来の発光を示すことを見出しました。このような単純な錯体分子による溶液中での集積状態の制御は珍しく、新たな集積法として期待できます。

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