混合金属二核錯体の示すベイポクロミック・メカノクロミック挙動
2013年03月22日
窒素原子と硫黄原子の異なる配位環境を持つ架橋配位子を利用し白金とパラジウム、白金と金からなる2種類の混合金属二核錯体を合成しました。 特に白金とパラジウムからなる複核錯体では、同型構造を持つ白金二核錯体と類似したメカニズムで蒸気や機械的な圧力によるクロミック挙動を示した一方で、 その色変化は白金二核錯体と異なる領域で発現し金属イオンの違いを反映していることが明らかとなりました。
窒素原子と硫黄原子の異なる配位環境を持つ架橋配位子を利用し白金とパラジウム、白金と金からなる2種類の混合金属二核錯体を合成しました。 特に白金とパラジウムからなる複核錯体では、同型構造を持つ白金二核錯体と類似したメカニズムで蒸気や機械的な圧力によるクロミック挙動を示した一方で、 その色変化は白金二核錯体と異なる領域で発現し金属イオンの違いを反映していることが明らかとなりました。