遅延蛍光とリン光を切り替えるメカノクロミックな銅(I)配位高分子
2018年07月18日
ヨウ化銅(I)二核錯体を組み上げたフレキシブルな多孔性配位高分子(PCP)が、機械的なすりつぶしと蒸気曝露によりその発光を遅延蛍光からリン光へと可逆的に変化させることを見出しました。従来、このように外部刺激で発光色のみならず発光由来のスピン多重度までもを可逆的に変化させることは非常に困難であり、発光色変化や強発光にとどまらない新しいスイッチング挙動として興味深い成果です。
ヨウ化銅(I)二核錯体を組み上げたフレキシブルな多孔性配位高分子(PCP)が、機械的なすりつぶしと蒸気曝露によりその発光を遅延蛍光からリン光へと可逆的に変化させることを見出しました。従来、このように外部刺激で発光色のみならず発光由来のスピン多重度までもを可逆的に変化させることは非常に困難であり、発光色変化や強発光にとどまらない新しいスイッチング挙動として興味深い成果です。