澤村研究室 - Organometallic Chemistry Lab. -

新しい有機化学の探究と知の創造

研究室紹介

美しく、多彩で優れた機能を持ち、画期的な新反応を実現するすばらしい有機合成触媒を生み出したい。これが私たちのただひとつの夢です。有機合成化学、錯体化学、表面科学、コンピューターグラフィックス、量子化学計算などを組み合わせて、この世にまだ存在しない新しい構造と新しい機能を設計・開発する私たちは、分子のクリエーターであると自負しています。優れた有機合成触媒は必ず美しい形を持ち、美しく振る舞います。そしてそこからまた新たな知を創造します。分子クリエーターにとって有機合成触媒は至高の題材なのです。造形の化学と反応理論、妄想と論理、思考と実践、知性と情熱、個性と協同が織りなすロマンティックでエキサイティングな世界が私たちのプレイグラウンドです。そんな世界で、常に新しい化学を探究しながら夢の実現に向けて心をひとつにして努力しています。私たちが進めている触媒探求の方法にはひとつの特徴があります。それは、化学修飾した固体表面分子集合体など、分子を超えたところにあるはずの、まだ誰も見たことのない領域を目指していることです。したがって、有機化学の殻に閉じこもることなく、生命科学や物理化学などの周辺分野や様々な新しい学術領域からもできるだけ多くを学ぼうとする謙虚さと好奇心、勇気と情熱を持って研究生活を送っています。学生、教員1人1人がそれぞれの小さな目標を達成しながら成長し、その喜びを共有し積み重ねていくことで、ただひとつの大きな夢に向けて一歩一歩進んでいます。

注目の論文



Asymmetric remote C–H borylation of aliphatic amides and esters with a modular iridium catalyst
Reyes, R. L.; Sato, M.; Iwai T.; Suzuki,K.; Maeda, S.; Sawamura, M.
Science 2020, 369, 970–974.
(DOI: 10.1126/science.abc8320)

祝:論文掲載決定



Phosphinylation of Non-activated Aryl Fluorides through Nucleophilic Aromatic Substitution at the Boundary of Concerted and Stepwise Mechanisms
You, Z.; Higashida, K.; Iwai,T.; Sawamura, M.
Angew. Chem. Int. Ed., in press
(DOI: 10.1002/anie.202013544)


 

ニュース

バックナンバー

2020/11/02 
◼︎!祝!◼︎大宮寛久教授(金沢大学薬、当研究室元准教授)がMukaiyama Awardを受賞しました。 [ 詳細 ]
2020/11/01 
◼︎!祝!◼︎清水洋平先生が准教授に昇進されました! [ 詳細 ]
2020/11/01 
◼︎!祝!◼︎岩井智弘先生が東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻(寺尾研究室)に講師として栄転されました! [ 詳細 ]
2020/10/10 
「金触媒による中員環構築」に関する総説がChemical Reviewsに掲載されました。 [ 詳細 ]