研究室紹介
美しく、多彩で優れた機能を持ち、画期的な新反応を実現するすばらしい有機合成触媒を生み出したい。これが私たちのただひとつの夢です。有機合成化学、錯体化学、表面科学、コンピューターグラフィックス、量子化学計算などを組み合わせて、この世にまだ存在しない新しい構造と新しい機能を設計・開発する私たちは、分子のクリエーターであると自負しています。優れた有機合成触媒は必ず美しい形を持ち、美しく振る舞います。そしてそこからまた新たな知を創造します。分子クリエーターにとって有機合成触媒は至高の題材なのです。造形の化学と反応理論、妄想と論理、思考と実践、知性と情熱、個性と協同が織りなすロマンティックでエキサイティングな世界が私たちのプレイグラウンドです。そんな世界で、常に新しい化学を探究しながら夢の実現に向けて心をひとつにして努力しています。私たちが進めている触媒探求の方法にはひとつの特徴があります。それは、化学修飾した固体表面や分子集合体など、分子を超えたところにあるはずの、まだ誰も見たことのない領域を目指していることです。したがって、有機化学の殻に閉じこもることなく、生命科学や物理化学などの周辺分野や様々な新しい学術領域からもできるだけ多くを学ぼうとする謙虚さと好奇心、勇気と情熱を持って研究生活を送っています。学生、教員1人1人がそれぞれの小さな目標を達成しながら成長し、その喜びを共有し積み重ねていくことで、ただひとつの大きな夢に向けて一歩一歩進んでいます。
お知らせ
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- 2024.12.13
- 清水准教授がグリーン触媒科学第2回公開シンポジウムで招待講演を行いました。
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- 2024.12.7
- 増田助教が第51回有機典型元素化学討論会で招待講演を行いました。
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- 2024.12.7
- 第51回有機典型元素化学討論会に参加しました。
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- 2024.10.11
- 野崎京子先生(東京大学)をお招きして、集中講義と講演会を開催しました。
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- 2024.9.20
- 第40回有機合成化学セミナーに参加しました。
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- 2024.9.11
- 第70回有機金属化学討論会@大阪公立大学に参加しました。
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- 2024.8.31
- 夏のグループセミナーを忍路臨海実験所で行いました。
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- 2024.7.27
- 今年度最初のジンパを行いました。
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- 2024.7.13
- 下里絢平さん(M2)が第36回万有札幌シンポジウムでポスター発表を行いました。
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- 2024.3.30
- 研究室ボーリング大会、新歓コンパを行いました。
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- 2024.3.18
- 日本化学会第104春季年会(2024)に参加しました。
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- 2024.3.18
- 澤村教授が高砂香料工業株式会社で特別講演を行いました。
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- 2023.10.18
- 澤村教授が「第23回有機合成化学国際会議 23-ICOS」で招待講演を行いました。
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- 2023.9.20
- 本学不正行為調査委員会による調査結果についてのお知らせとお詫び