量子化学研究室について
分子理論の進展、計算機の高速化、量子化学計算プログラムの普及により、計算化学は実験データの再現や解釈を越え、「予測する化学理論」としての役割が期待される時代になりました。量子化学研究室では、電子状態計算に基づき化学反応のメカニズムとダイナミクスを調べることのできる理論計算スキームの確立を目指し、IRCを超えた反応経路動力学、ab initio molecular dynamics(AIMD)法、先進電子状態理論、インフォマティクス、近接場分光理論などの理論・プログラム開発を進めています。さらに実験研究と連携して、励起状態反応ダイナミクスの機構解明や元素戦略に基づく新規触媒提案など応用課題に取り組んでいます。
新着情報
- 2022年04月01日
- 赤間知子博士がICReDD助教に着任しました。
- 2022年04月01日
- 堤拓朗博士が特任助教に着任しました。
- 2022年02月04日
- Kobayashi et al. ChemPlusChem, 85, 1959 (2020) が “most accessed papers in the last 12 months” にリストされました。
- 2021年12月17日
- 2022年1月14日 北大理論化学シンポジウム:光と分子の相互作用を開催します。
- 2021年12月07日
- 海老澤修一君(D2)のPCCP誌に掲載された論文が2021 PCCP HOT Articlesに採択
- 2021年12月07日
- 堤拓朗博士(PD)のChemComm誌に掲載された論文(Feature Article)が表紙に採択