錯体化学研究室 > 最近の研究結果 > キノノイド型両座配位子への金属の配位による共役系の段階的変化

キノノイド型両座配位子への金属の配位による共役系の段階的変化

2016年07月18日

 

 2016ParamitaDalton

 

12π電子系をもったキノノイド型両座配位子に対し、段階的に金属イオンを配位させることで共役系へ与える影響を比較しました。具体的には、この配位子をもつ白金(II)単核錯体に対して新たに白金(II)やパラジウム(II)を配位させたところ、配位子の電子系が芳香族性を帯びるとともに配位子内遷移にともなう吸収が大きく変化し、カラフルな色の変化をみせました。

★ Dalton Trans.誌の内表紙に選ばれました!

このページの先頭へ