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液液界面上における多孔性白金(II)錯体結晶の選択的形成

2020年09月23日

 

 

多孔性分子結晶(PMC)は機能性の細孔や柔軟な構造から多機能性材料として注目されていますが、熱力学的に不安定であり、その選択的結晶化は時に困難を伴います。今回、水素結合性の新規白金(II)錯体を結晶化させる際に、従来法では選択的に得ることが難しかった多孔性結晶がMeOH/H2O混合溶媒とアルカンとの液液界面で選択的に結晶化できることが分かりました。これにより、光機能性の新規PMCの開発に成功しました。

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