錯体化学研究室 > 最近の研究結果 > 弾性変形と3MMLCT発光性を両立する白金(II)錯体結晶

弾性変形と3MMLCT発光性を両立する白金(II)錯体結晶

2021年06月06日

 

 

弾性変形を示す分子結晶は近年、フレキシブルな電子デバイス・光学デバイスの基盤として注目されています。今回、ハロゲン原子を複数導入した白金(II)錯体の結晶が結晶溶媒に依存した弾性や発光性を示すことを見出しました。特に、メタノール包接結晶は弾性変形と集積誘起3MMLCT発光を両立する初めての結晶の例であることから、弾性変形を色変化で検出する刺激応答性材料への応用も期待されます。

このページの先頭へ