浸透圧効果を用いてシトクロムcからシトクロムc酸化酵素への電子伝達機構を解析した研究がBiochemical Journal誌に掲載されました。
2020年04月29日
卒業生の佐藤航さん(平成30年3月博士修了、現在 ストックホルム大学海外学振特別研究員)が兵庫県立大吉川研究室と九州大学吉澤研究室とで共同で行った浸透圧効果を用いてシトクロムcからシトクロムc酸化酵素への電子伝達機構を解析した研究がBiochemical Journal誌に掲載されました。
Wataru Sato, Seiji Hitaoka, Takeshi Uchida, Kyoko Shinzawa-Itoh, Kazunari Yoshizawa, Shinya Yoshikawa, and Koichiro Ishimori
Osmotic pressure effects identify dehydration upon cytochrome c–cytochrome c oxidase complex formation contributing to a specific electron pathway formation
Biochem. J., 477, 1565–1578 (2020) (DOI: 10.1042/BCJ20200023)